想像で前世物語を作らされる事

 退行催眠で思い出す幼児期や前世の記憶というものは必ず自分自身の記憶です。
それは確かに自分の記憶だという実感がはっきりあるものですし、通常は臨場感、現実感を伴った生々しい記憶です。 そしてその記憶はセラピストも見ているものでは決してないのです。 セラピストはあくまで喋った言葉などから理解しているだけでしかありません。

セラピストは必要に応じてより焦点を絞り込む指示をする場合がありますが、
それは決して何かの想像を駆り立てるものでも記憶にない物語を創造させるものでもありません。

記憶は何も思い出さないとか既に知っていることしか出てこなかったりというのはもちろん退行催眠になってないわけですが、同様に、セラピストの誘導で何か物語りを作らされることも決して退行催眠ではあり得ないわけです。

重要な点は、退行催眠で思い出す記憶は確かに自分の記憶だという認識があるという点です。

またもし、既に覚えている場面の記憶に行き着いた場合、退行催眠ならば、その中にはたいてい
その時初めて思い出した記憶が含まれるものです。