嫌な事をわざわざ思い出させる退行催眠

しばしば、退行催眠で過去の嫌な出来事を思い出して再体験すれば、それが癒されて問題は解決されると思っている方がいます。

ですが、これは間違いです。

確かに退行催眠で思い出す内容というものは、その目的が通常は問題となってる原因を調べるためですから、辛い場面の場合が大部分です。 ですがそれは、結果として辛い場面だったということで、わざわざ辛い場面を思い出させたわけではないのです。

この点を勘違いされないで下さい。

催眠には実は増幅作用があります。 この作用は催眠療法には実は好都合で実際用いてるわけですが、何でもかんでも増幅させて良い筈はありません。

思い出した嫌な思い出も通常、それが癒されるどころかかえって増幅されるものなのです。  ですのではっきりした意味もなく退行催眠などするものではないのです。

ましてや、日常的に覚えている出来事ならそもそも思い出す意味がありません。

繰り返しますが、嫌な出来事を蒸し返す意味はありません。