パブロフの犬

ノーベル賞受賞者のパブロフは、犬にベルを鳴らしたすぐ後に餌を与えるという実験を繰り返し繰り返し行ったところ、

犬はベルを鳴らした後にはよだれを流すようになったといいます。

しかも、たとえお腹が減ってなかったり、餌は実際には与えなくても同様によだれは流れるようになっていたといいいます。

犬の脳はベルの音を餌が与えられる信号と受け取るようになっていたわけです。

こうした繰り返しによる習慣は「条件反射」と呼ばれています。

人間も同様に、こうした繰り返し動作によって、ある習慣が身についてしまっている場合があります。(望ましくない習慣も含めて)

しかし、催眠療法の原理は、こうした繰り返しによる習慣改善ではありません同じ暗示を繰り返し繰り返し何十回も何百回も何千回も与えることで、あるいは毎日毎日回数を多くするほど作用するというものではありません。

 催眠療法は数を何度も繰り返し行うことで少しずつ成果が現れてくる療法ではありませんし、また、時間が経って穏やかにじわっと現れてくる療法でもありません。

 催眠療法は身体を切り開く外科手術のような強烈な強制力はないとはいえ、
第一回目のセッションより意識の上でハッキリ自覚が持てる変化が現れるのが通常です。 

催眠療法は条件反射による脳への刷り込みでは全くないのです。