前世療法という言葉

1988年、精神科医のブライアン・ワイス博士は事実に基づく小説「Many Lives, Many Masters」を発表しました。 

この本の中でワイス博士はキャサリンという患者の治療のため、退行催眠を試みました。 退行催眠というのは催眠中、年齢を遡って主として幼児期の記憶を思い出させる催眠手法なのですが、この手法はフロイトの昔から既にあったものです。

 ある時、ある意味不注意にもキャサリンは前世(と思われるところ)に遡り、
喋りだしました。 「アロンダ・・・・・・、私は18歳です。・・・・・・
時代は紀元前1863年です。・・・・・・」
その後の「博士の」人生をすっかり変えるきっかけとなった瞬間でした。

 この小説は日本では「前世療法」という題名で1991年1月に出版されました。
これがその後一気に、「前世療法を受けたい」、という人々を生み出すブームとなったように思われます。

注) 尚、「前世療法」という日本語の英訳なら、「past-life therapy」になると思います。