催眠誘導

セラピーで面談を終えた後、催眠状態に誘導するのには、
決まりきったただ一つの方法しかないわけではありませんが、
通常はリラックスした状態から徐々にゆっくりと意識を深めていき、
催眠状態に入れていきます。

有名なクラズナー博士はよくセミナーで、(誘導にしても暗示にしても)、
はっきりと聞こえる声で喋らなければならない、何を言っているか分らないような
囁くような声ではダメだと仰っていたものです。

実際に人に教えると分ることなのですが、中にはおどおどして、声もかすれて
何を言っているのか聞き取れない生徒はいるものです。
はっきりと聞こえる声、というのはただ当たり前の事を言っていたわけで、
実のところ催眠誘導はむしろ、単にはっきりした喋り口調ではできないものだと
思った方が良いでしょう。

クラズナー博士はセミナーでは、催眠に適した声質というものは特にないと
あっさり流してましたが、催眠誘導にはもちろんそれに適した喋り方はあります。
私は自分の弟子には繰り返し繰り返し練習させるほど、特別なコツがあるのです。
実はマスターするのには多くの時間を費やすものなのです。